滝沢ダム右岸と名付けるがこの道は本当に綺麗な道で走りやすかった。
※道が狭いことのみ難点。
景色が綺麗で走っていて飽きない。
もみじ湖を左手に眺めつつ走行できる。絶景だ。
中津川大橋(新遊仙橋)
元々【遊仙橋】が存在していた塩沢集落がダム建設により水没したため【新】と名前がついているようだ。
一般的には中津川大橋と呼ばれている模様。
現在工事中でレゴブロックのような見た目になっていた。
こまどりトンネル
トンネル内の路肩に避難帯のあるちょっと珍しいトンネル。
走っていて感じた気持ち悪さは道の途中にボコッと広がるスペースが原因だったのかもしれない。
トンネル途中にあるので違和感を感じる。
こま泥トンネルを抜けた先にある脇道は中津川大橋工事事務所のようです。一般車両は通行禁止。
鷲沢不動尊
わしざわで読み方は合っているだろうか。
やや不鮮明なので自信がない。由来や歴史に関して特に情報がなかったが、比較的新しいように見えた。
途中の展望台
草むらに覆われた脇道を見つけた。
いけそうな道は突っ込んでいくスタイル。
名もなき展望台。
途中までバイクできたがすぐに行き止まりに。
走ってきた右岸道路ともみじ湖が一望できる。
湖畔に降りてみる。
大きな避難帯の近くに接続していそうな道路を見つけた。
当然のように立ち入り禁止なのか?と思ったが、、船舶が禁止との文字。
ダム付近は立入禁止区域だよという案内。
ここは滝沢ダムからはまだ距離があるので問題なさそうだ。
降水量が多い時は区域以外にも絶対に近寄らないようにしましょう…
荒廃道を歩く。
これが結構長いのだ。
いつからあるのか。
頼りないパイプ階段を見つけた。
これで降りられたらショートカットできて楽だが…
体重をかけずとも板が外れかけてしまった。
とても歩ける状態ではない。
荒廃ゾーンを抜けると綺麗な道へ。広く立派だ。
湖面が輝く。際は透明で透き通っていた。
ついに最終地点へ。綺麗な道だったが小石が散らばるように。
水位が上がった際に取り残された石だと思われる。水位が上がればこの辺は簡単に水没していることだろう。
ガードレールが伸びていく先が水中という奇妙な景色が見られる。
もう少し水没していたらなおよかったかも。ちょうどガードレールとの境目まで水が来ていた。
この景色が見られてよかった。
この景色で喜んでいるのは自分くらいかもしれないが…
ガードレールの奥は水。光が反射してキラキラ綺麗。
群馬にある四万ブルーとまでは言わないが、この水もずいぶん綺麗な色をしている。
さて引き返すか(絶望)
暑い中歩くのはまあまあキツかった(笑)
二十六木トンネル(通行止め)
再度道路を進んでいくとついに行き止まりになってしまった。
つまりこの道路はどこにも接続しておらず、ピストンで引き返すしかないということだ。
二十六木トンネルは、2019年7月から通行止めになっているようだ。
通行止めの理由はトンネルの老朽化が進んでおり、安全性の問題が生じているため(剥落と記載されていた)
このトンネルは閉鎖されたままで今後再開される予定は今のところない模様。
ダム側への通り抜けはできないので、今まで通過してきた道路も実質廃道化といえる。
2018年ごろはまだ通行できていた様子でブログもちらほらあった。
そして2019年頃、もみじ橋に設置された通行止めの看板が設置された。
看板は今より色褪せていなかった様子だった。
トンネルの読み方は【にじゅうろくトンネル】ではなく【とどろきトンネル】と読むらしい。
秩父にある有名なループ橋である【雷電廿六木橋】も同じ読み方なのが気になった。
この橋の由来はダム建設に伴う道路付け替えのため、移設した廿六木集落から由来しているようだ。
そしてその後、廿六木集落は消滅した。
この二十六木トンネルもその集落から由来されていると思われる。
とどろきと読むとは思わなんだ…
あかりのついていないトンネルはかなり不気味。
5年弱使われていないことになる。
今後も使われないのは勿体無いな…
もみじ湖の裏名所
道路の途中に明らかに道があるが、ガードレールで阻まれているスポットを見つけた。
ここは同じくダムからは離れているので、とりあえず立入禁止区域とは言わないはずだ。
気が引けるが跨いで探検してきた。
遠目から見た通りとても立派な道に繋がった。一体この道は何に使われいたのだろうか。
道の傍には建物があったと思われる土台基礎の遺骸があった。
基礎から割と大きなコンクリートの建築物だったと思われる。
集落の跡地ではないと思うが、雰囲気のある石垣があった。ますます謎だ。
歩いてきた道はこんな感じ。素晴らしすぎる道だ。
正直感動している。道の形、緑に覆われた風景全てが完璧だ。
くねくねとしながら、湖まで降りていけるようだ。
そろそろ終わりのようだ。
道には落石。
これは先ほどと同様に水位が上がったときに取り残された石だと思われる。
何かの遺跡にさえ見えてくる。
この上を歩いてきたんだな。
終着点となる。
素晴らしい景観だ。
ただあくまで上流にダムのある湖なので油断や長居は禁物。
見学が終わってのでそそくさと退散した。