バイクのウインカーが割れてました。
ネットでトリッカーのウインカー交換の記事を探してもあまり情報がなかったです….
ウインカー配線がどこにあるのか探すためにトリッカーの外装を外しました。
なるべく分かりやすいように書いていきます。
ワレンズウインカーへ交換してみよう
壊れた箇所の確認
一見なにも問題ないようにも見えますが….
裏から見るとメッキ部分が割れて壊れてしまっていた。
トリッカーのウインカーは壊れやすいみたい。
セローのウインカーはゴム製?になっており割れにくくて折れにくいらしい。
流石オフロードバイク 。
ビニールテープで巻いて騙し騙し使っていたが、ボロボロであれなので交換することにした。
ウインカーコードを辿ってみよう
辿ってみるとコイツのようだ。
カバー類を外さないとアクセスが出来ないようだ。
サイドカバーの外し方
三箇所で固定されている。
一番下のボルトに関しては工具が出しやすいように改造して蝶ネジにしています。
サクッと外せます。
コードはこの黒いカバーの中に吸い込まれるように入っていた。
この時はどこまで入り込んでいるか分からなかったため外装をほとんど外してしまったが、実際頑張ればこの状態から交換できてしまうかも….
サイドカバー(シュラウド)の外し方
六角で外してずらすだけ。
このカバーについてはトリッカーバッテリー交換の記事で詳しく書いています。
セロー用のアドベンチャースクリーン用ステー兼フロントキャリアの外し方
ウインカーを固定しているボルトを取り外すためにヘッドライトが邪魔ので外します。
私の場合はカスタムで付けているセローのアドベンチャースクリーン用ステー兼フロントキャリアが邪魔でヘッドライトのボルトにアクセスできないため外します。
とるとこんな感じ。
久しぶりにスクリーンなしで乗ったけどフロントのガードがなくなるとすごい不安感があった(笑)
ここで共締めしていました。
ヘッドライトの外し方
ヘッドライトは左右のボルトを外すだけで簡単に取れます。
外す前にヘッドライトの固定されている向きや角度を大まかに記録しておきましょう。
反対はこちら。
トリッカーのヘッドライトは簡単に取れます。
やっとウインカーのボルトにアクセスできました。
画像にもあるように特殊な形のワッシャーが挟まっているので紛失に注意しましょう。
私は純正のポジションにはウインカーはつけないので外して保管しておきます。
反対側も同様。
ウインカーが折れているので力が伝わりませんでした。
ペンチで固定して外します。
シートの外し方
反対側のサイドカバーを外します。
シートを外すために泥除け部分からボルトを外します。
こちらも私は手で外せるように蝶ネジに改造しています。
ダート走行をした後のためドロドロです…
タンクの外し方
トリッカーはボルト3つで固定されていました。
いずれも10㎜でした。
燃料コックをOFFにします。
これをしないとガソリンが漏れてきます。
燃料コックのホースを外します。
外さずにタンクを持ち上げてしまうと外れない上にゴムが痛んでしまいます。
ラジオペンチなどで金具を外します。
洗濯バサミのように挟み込んで固定されています。
あとはグリグリ動かせば外せます。
トリッカーのタンクはとても軽い!
今まで乗ってきたバイクで最も軽量でした。
6リットルくらいしかガソリン入らないからね。※キャブトリッカー
傷がつかないように置いておこう。
トリッカーの外装が外された状態。
さすがに中まではドロドロにはなっていませんが長年の砂埃がたまっていたのでフクピカでフレーム等々を拭き上げました。
キャブトリッカーはシンプルな作りです。
荷室の外し方
トリッカーの収納スペースです。
上から見るとこんな感じ。
横から見るとこんな感じ。
中心部はかなり長いボルトが入っています。
なぜ荷室を外すかというと….
四角で囲んだ部分に電装系のコネクターがあるからです。
サクサク外そう。
取れた。左右非対称なんだ。
トリッカー左ウインカー交換
やっと交換です。
ゴムをずらします。
ギボシがウインカーです。分かりやすい!
左ウインカーはプラスが茶色。マイナスが黒。
コイツを外してやれば….
取れました。
右ウインカーの外し方
もう一方の同じような形のゴムをずらしていきます。
紛らわしいのですがコードの色が違います。
右ウインカーはプラスが緑色。マイナスが黒。
(左ウインカーはプラスが茶色)
外してやれば….
ウインカーも取れます。
….なんとトリッカーのウインカーはどっちもオス端子だった….なんで….
ワレンズミニの取り付け
左ウインカーですね。
なんでどっちもオス端子なんだ….
コイツはワレンズミニ。
素材が曲がっても折れない性質でオフロード 界隈で有名。
Twitterで知り合った人に教えてもらいました。
純正ウインカーとの比較です。
このように端子が違うのです。
ポン付けはできませんでした。
あとワレンズミニのコードがかなり短くいずれにせよ加工が必要でした。
一般のご家庭にある(?)電工ペンチを用意します。
電工ペンチの使い方もいつか記事にします。
そして同じく一般のご家庭にある(?)適当なコードを用意して太さが同じものを探します。
こだわる人はプラスとマイナスで色分けしてもいいかもしれません。
電工ペンチで皮剥きして
ギボシをつけていきます。
この時ウインカーの位置を大まかに決めてちょうどいい長さにしましょう。
あとハンドルを左右にいっぱい切っても余裕があるように長さを見てください。
長さが短いとハンドルを完全に切った時にコードが千切れたり外れます。キケン!
延長して両方ともオス端子にしました。
ワレンズは片方オス、片方メスなのでそれぞれ準備します。
ここには必ず熱収縮チューブや絶縁テープなどを巻き付け防水加工しましょう。
あとは元の通り繋いで点灯確認してお終いです!!
純正の位置につけようとも思いましたがワレンズが小さくてセローのキャリアで完全に隠れてしまいました。
この位置は危ないのでやめます。
とりあえず仮付け。
耳みたいになって可愛くなってしまった….
これどうなんだろう….
その後この位置に決めました。
大家さんのアドバイスで(笑)
なかなかカッコいい!そして見やすい!!
タイラップで固定したことで再度位置が決めやすい上にオフロード走行後のダメージもリカバリーしやすいような気がしました。
最後に
燃料コックを元に戻すのを忘れずに….
防水加工や灯火確認、コードの長さに無理はないか必ず確認しておきましょう。
割れたウインカー
よく見るとここも割れていました….
ちなみにリアのウインカーは純正のままです。
フロントとリアを交換するとハイフラが起こるのでリレーの加工がさらに必要になると思われます。
フロントのみであればハイフラも起こらず問題ありませんでした。
ワレンズ小さいですがかなり明るく視認性もバッチリでした。
小さくなることでかなりスッキリした印象です。
支える部分や黒い部分は割れにくいのですが、はめ込み式のレンズカバーは激しいオフロード走行で外れる可能性があるようです。テープで巻いて固定している人もいました。
結論:買ってよかった!!!