総延長20.7Kmの長距離林道に行ってきたぞ!
ここは山梨県北杜市。

見ての通り最高の景色。癒されるよ。

この日は台風が近づいており、道中雨に降られたり中々ハードな道のりだった。
北杜市に着いたら晴れてきたので、今回は走破することができた。
林道横尾山線は一部封鎖区間はあるとはいえ、14Km程度は走れる。
なおかつ公道まで通り抜けできる希少な林道だ。

上記の封鎖区間の封鎖理由は【不法投棄防止のため】残念だが、林道に不法投棄が多いのも事実。
通行可能区間がそうならないためにもゴミは必ず持ち帰ろう。

今回は上記のルートで走ってきたぞ。
林道高須線

舗装路で普通の道路と変わらない感じがするが、立派なゲートがある。

舗装はされているが、落ち葉や小枝が落ちているので注意したい。

しばらく走るとこんなに開けた場所も。
開放感の規模が異次元の林道だ。そして道路脇の木がすごい。
利用する感じでもないが、廃棄されていうrのだろうか?

綺麗に積まれてはいる。
この手前の道に立派な丸太が多く積まれていたが、その丸太についていた枝だろうか?

切り開かれてるからこその開放感だったか….と気がつく。
まるで災害があった後のように何もない。

そのまま進むと分岐にぶつかる。
おそらく林道横尾山線にいく人は少ないと思われる。
横尾山線方面の道には×マークがついていた。

現在の位置はこちら。間違えないように進んでいくぞ。

ここが例の分岐箇所。
そのまま直進していく。
林道横尾山線
直進してすぐに、舗装路紙舗装路に!いきなり始まるね!

道は締まっていて非常に走りやすい。フラットダートは気持ちがいい。

ゲートはあるが幸い解放されていた。いよいよ本格的に始まるって感じがする。
注意書きは【悪路走行注意】のみ。山梨県は寛容だな….

かっこよすぎるADV150とオフロード。
スクーターではあるが今のところADV150で行けない所なんてないのでは?といった感想。
重心の低いスクーターは安定感が非常に高く、恐怖感はほとんどない。
トリッカーの時は車高が高い分、転倒もしやすく怪我のリスクも高かった…
そして、ついつい無茶しがちというのもある。
一方のADV150はどこかで【スクーターだから】というリミッターが心理的にかかるので安全に運転できる。

しばらく進むと天空の道。序盤から景色よすぎる。

空に向かって道が伸びているみたいだ。

ヌタヌタのオフロードもあるが、少ない部類。滑るので注意して。

記念撮影してみよう。

かっこええ。

そして広大な風景。左右に広がる景色と極上のフラットダートに大興奮。

正面はこんな景色。素晴らしすぎない?
東京の離島大島に行ったことがあるが、まさにこんな雰囲気だった。
山梨県にこんな素敵な場所があったんだね。

控えめに言って最高です!

素晴らしい林道なので、当然他の来訪者に遭遇することも。
とはいえこの日は車一台のみ!

この崖沿いの道は最高だ。

景色に気を取られてまうと危険….笑

この時点では道も走りやすい。

ジェットコースターみたいな道。空に向かっています。
傾斜はあるが、適度なもので走行に支障はない。

中津川林道のようにいろいろな顔を見せてくれる横尾山線。

こんなに素晴らしいのに、この日まで知らなかったぞ!

また空に登る道。
この林道登りはあるが、下りはほぼなし。※高須林道から始めた場合。

キーテックの森・樫山
森林整備協定者とある。感謝。

ここを過ぎた辺りからガレ始める。

クーーーまともに進めない。

岩がゴロゴロしていてパンクもこわいぜ。
とりあえず休み休み行くことにしましょう。

避難帯をあるので休めました。
ふぅ〜誰も来ない森の深くで1人佇む…
なんて贅沢な時間…

やっぱ降りて撮影するのが一番いいのだけれど、どうしても楽し過ぎてバイクから降りたくないんだよな〜。
そんなわけでゴープロで記録をつけて後からスクリーンショットで切り抜いています。
それでもやっぱり降りて撮影するのには敵わない。

この付近には大規模は擁壁崩落箇所があったので注意したい。
素早く走り抜けよう。

巨大なコンクリートや土砂が被ってきたら逃げられないな…

コンクリート擁壁の内側ってこうなってるんだ…と観察してしまった。

切通が素晴らしい。
この後も何度も切通があった。

壁のようなコンクリート擁壁。圧巻。

草に埋もれたガードレール。

水たまりも楽しい。

正面に積まれた木屑。

フラットダートも多く本当に走りやすい。気持ちがいい。

右に見える道に進むとちょっとした休憩スペースに行き着く。

ついにゴール!長かった!!
後半はもはや疲労困憊。
それもあってか、達成感を強く感じる!
ブログを書いていて振り返ると改めていい林道だったな…と思う。
つい先日の来訪だったが、もう既に再訪したいほど。

抜けた先については右が公道へ。
正面が横尾山線の続き(閉鎖中)
左が私有地となる(立ち入り禁止)

今ちょうど、3本の線の交差地点となる。
黒い線を使って帰宅しよう。

不法投棄さえなければこの道を通れたのに!と思うと悔しい。
とはいえここまで走らせてくれた山梨県と林道関係の皆様に感謝しかない。
最高の体験でした。

黒い線で表した道はこれ。この道をまっすぐ降りていけば特に問題なく公道へ出ることができる。
休憩ポイント
出口近くにある休憩ポイントがお気に入り。
道の邪魔にもならないし落ち着いて昼食を楽しめた。

一度出口を出てもう一度入って休憩しました。
ねじ曲がった木が不気味でした。どうなってるのこれ?

かなり汚れましたが、この汚れすらもかっこいいぜ。

大自然の中で食べるパンは格別だ!カップラーメン持ってくればよかった!

探検のお供はBLITZ30。
今回もタフに使い倒しました。泥はねもたくさん浴びましたが、防水ジッパーなので気になりません。
BLITZ30にミステリーランチのテックホルスターを装着しています。
ここにスマートフォンやゴープロのバッテリーを入れているので素早く取り出せます。
そんなわけで休憩を満喫して再度出口に向かう。
怒涛の切通!!!
あまりに多すぎるのでひとまとめに。
超長距離林道なだけあって異常な多さだ!何がなんでもこの林道を通すという強い意志を感じる。
岩を砕いて道を造るのは本当に大変だろうに…











ベスト切通はこれ。両脇に迫り来る壁のようだ。
最終地点でのトラブル
休憩ポイントから再度出口に向かうとなんとゲートが閉じていた!!!

数分前まで通過できた事から安心していたので絶望感もえぐかったです笑
しかし幸いなことに、関係者の方がまだ近くにいてくれたお陰ですぐに脱出できました。

本当にありがとうございました。
どうやらこの日は台風接近に伴い、封鎖することになったようです。
後数分遅れていたらと思うとゾッとしました…ここを封鎖しているということは、入り口も封鎖しているだろうし…

あ、危なかったああああああ。
快く開けていただいて感謝しかないです。

感謝と謝罪の図。
アクセス
動画で見てみる
林道が長い分超長編になってしまいました。