先日の記事で書いた通り信号待ち中にエンジンが突然ストップ。

それどころか画面までブラックアウトしてしまい再始動できず、慌てて歩道まで押した出来事について書きます。
結論:リモコンキーの電池切れの可能性が高い(私はこれで解決しました!)
私のように困り果てて道路で検索してる人もいるかもしれないので、結論を先に出しておきます。(超重要)
マジで情報の海は広大すぎて今回も結局ネットでは解決できなかった…
より難しい事例ばかりだったが、私のように案外電池交換だけで解決する事例もあるかもしれないので出先の人は試してみてほしい…
私は幸い百均が近くにあったのですぐに試すことができたのですが、山奥でこの状況になってたら多分詰んでました…
いつもはADV150のシートの中に1個予備で保管していたのですが、予備を使用後に補充するのを忘れていました。(危険予知できておらず)

今後は2個の予備を入れておこうと思います。
今回の症状はどんな感じだったの?
今回の症状
①アイドリングストップからエンジンスタートさせる段階でエンジンが掛からなくなった。
②画面はついており、いつものようにブレーキを握ってエンジンスタートボタンを押しても反応なし
③バイクの画面がブラックアウト
④バイクのオンオフのつまみが回しにくくなる&シートの開閉ボタンも反応したりしなかったり。
⑤バッテリーの電圧は12V(つまり正常!)
⑥何度かオンオフを繰り返すとたまに画面が点くが、ボタンを押してもセルが回らない。
⑦上記の途中でたまに画面もブラックアウト(落ちる)
思い出せる範囲で書き出したみた。
はじめはバイク本体側のバッテリーがお亡くなりになったのかと思いました。
というのも今まで鍵の電池が少なくなってくると必ず予兆があったためです。
予兆はADV150についている電源のつまみが回しにくくなることです。
この予兆が出始めると、あっ鍵の電池が少ないかも。なんて思うのですが今回は予兆0。
なのでリモコン電池切れの可能性を排除してしまい結果的に30分近く無駄にしてしまいました。

今にして思えば今回も同じようにツマミが回しにくかったので、電池を早々に買いに行けばよかったと思います。
とはいえ、いつもの電池切れでは起こらないようなトラブルも頻発でした。
それはスタートボタンを押すと画面が落ちることや、アイドリングストップ中にエンジンが停止することでした。
正直電池切れで上記の症状が出るとは思わず、これも発見が遅れる要因に。
調べると電子系の当たり外れの情報が出てくるので、出先で絶望してました。
スマートキーの電池切れでアイドリングストップ中にエンジンが停止することがあるのはなぜ?
どういう仕組みか?
- アイドリングストップ中の状態
- エンジンは止まっているけど、実は「完全にOFF」じゃなくて「すぐ再始動できる待機モード」になっています。
- このとき、再始動の合図は「ブレーキ+スロットル」や「スターターボタン」ですが、実際には車両側が“キーが近くにあるか”を確認してからエンジンをかけます。
- スマートキーの電池が弱っていた場合
- アイドリングストップ解除 → 再始動しようとした瞬間に「キーを認識できません」となり、エンジン始動がブロックされる。
- 結果、セルすら回らず「うんともすんとも言わない」症状になることがあります。
- 電池交換で復活した理由
- スマートキーの電池を新しくしたことで、再び車両がキーを認識できるようになり、再始動が可能になった。
- なので、アイドリングストップ中に起きた不具合とキー電池は直接つながってます。
実はよくある現象らしい…
- 車(特にトヨタや日産のスマートキー車)でも、信号待ちでエンジンストップ → 再始動できない → 「キーを認識できません」エラー、というトラブル事例は報告されているそうです。
- バイクやスクーターのスマートキー式も同じ理屈です。(AIにによるとですが…)

今回のケースは「アイドリングストップだから起きた」んじゃなくて、再始動のタイミングでキーを認識できなくなったことが原因でした。
たまたまアイドリングストップ中に起きたって感じですね。
まさかアイドリングストップから再始動するたびにリモコンの電波を察知していたとは…
全く知りませんでした…
ADV150 のスマートキーとアイドリングストップの関係まとめ
- ADV150は「スマートキーシステム」で、イグニッションONや再始動のたびに キーが近くにあるか確認しています。
- アイドリングストップでエンジンが止まっているときも、再始動直前に「キー確認」が入ります。
- 電池が弱っていると、その確認に失敗 → セルが回らない/ランプ点滅/うんともすんとも言わない という症状になります。

なので「電池を替えたら復活」で今回は解決しました。
シンプルな理由で本当によかった。逆にこれで解決しなかった場合はいよいよ電装系の故障などなどちょっとバイク屋さんに預けないと全くわからない状態…。
ADV150適合の電池はこちら。
緊急始動の方法(もし電池が切れたら)
ADV150のスマートキーには、内蔵チップ(非常用のIDトランスポンダ) が仕込まれています。
- 電池が完全に切れても、キー自体を車両のスマートコントロールユニット(つまみの部分)に近づける/タッチすることで認証可能です。
- 認証されればイグニッションを回せて始動できます。
取扱説明書にも「スマートキーの電池が切れたときの始動方法」が載っているので、一度確認しておくと安心です。
この記事で少しでも救われる人がいたら嬉しいです。
自分はレッカーに電話するとこまでいきましたからね…(結局運良く自力で帰れましたが大変でした血涙)
