妻からクロスカブを譲り受けしばらく運転していたのですが、ブレーキの効きが異常に悪い気がする。
初めの頃はドラム式ブレーキだしこんなものかなぁ…と思っていました。(のんき)
流石に運転していてこわいのでよく調べてみました。
それにしてもADV150のブレーキの効きはほんと素晴らしかった…想い通りに止まるしABSついているので握り込んでも恐くない。うぅ…
さて話をクロスカブに戻します。
振り返って考えてみるとブレーキの効きが悪いというよりは、ブレーキが効き始めるまでが遅いのでは?という結論になりました。
ブレーキのあそびが2センチ以上あることが判明。
あそびっていうのはブレーキが効き始めるまでの距離。

画像だと非常に分かりにくいのだが、ほとんど引き切らないとブレーキが効かないという状態だった。
いつもフルブレーキレベルに握って、やっと止まるのでブレーキが効かないと誤解していました。
ただあそび調整がおかしかったからでした…
妻に聞いてみたら妻自身も前からそんなもんだと思っていた…とのことでした。

購入時や某大手バイク用品店で1年点検出した後もこんな感じだったから、これがデフォルトだと思ってました。

調整で劇的に乗りやすくなったので、デフォルトではなかったですね…
クロスカブのブレーキ調整は工具不要で指で回せる
アジャストナットと呼ばれるこの部品(前輪付近にあります)を時計回りに回します。
時計回りに回すことであそびが減り、レバーを少し握り込むだけでブレーキが効き始めるようになりました。
半端な位置にアジャストナットが留まらないようにに回しましょう。


たったこれだけで簡単に、そして格段に乗り味が良くなりました。
調整後はエンジンをかけない状態で押しながら、ブレーキの効きをよく確認した方がいいです。
静止状態でちょうど良く感じても、動いている状態から握ると思ったよりあそびが少なくピーキーな操作性になっていることも…(私がまさにそうでした。)