中津川林道を走破してみた!
いろんな林道のストックがあるのに関わらず全くブログを更新していないせいで、どこがどの林道か分からなくなってきました。
鉄は熱いうちに打て。気力があるうちに一番最近行った林道について書いてしまいます!
特に今回は一番旬な林道をお届けしたいと思います。
現在の名前でいう市道大滝幹線17号線。
いや。
やはり中津川林道というのが一番しっくりきそうですね。
聞きなれた中津川林道という呼び名で話をしていくことにします。
埼玉県秩父市から長野県川上村までを繋ぐ長距離林道(市道)中津川林道に行った話です。
この林道は通行止めになったり解禁したりと忙しいのです。
近年では台風被害により道が損壊してからおよそ2〜3年ほど封鎖されていたようです。
※2016年夏頃から通行止めになっていたようです。
この林道の特徴でもある未舗装区間が長い道のりは、それだけ管理が大変だからなのでしょう。
その林道がなんと2019年6月6日をもって通行止めを解除したとの情報が!
王冠キャンプ場から先は完全に封鎖されており通ることはできませんでした。
トリッカーに乗って出掛けてみよう。
先に通行止め時間だけ載せますね。
旧中津川林道の夜間通行止め時間帯
- 午後5時から翌朝8時まで
※ただし6/1〜8/31までは
午後6時から翌朝8時まで
フルーツライン
下道から行くと体力が削がれる可能性があったため、山梨から秩父に抜けるルートを選択。
勝沼インターチェンジから下道でスタートしました。
たまたま降り立ったこの道。
初めて通ったのですがフルーツラインというそうで、その名の通り果物園が立ち並ぶ道路でした。非常に走りやすく信号も少なくて快適。
広瀬ダム
道中でダムを発見。
急いでいたので看板だけそそくさと撮影。
遠目から見ると賽の河原のようです。道路を走ってると嫌でも目につく圧倒的な存在感!
もつと引きで撮ればよかったかな〜。
花が綺麗です()
待ち合わせの目印は森林科学館
圧倒的目印感!
ツイッターで中津川林道で検索すると大抵の人がここで待ち合わせor一旦休憩を挟んでいたので目印にさせてもらいました。
Google マップでの設定も「埼玉県 森林科学館」で検索してスムーズに向かえた。
公衆トイレもあるので安心だ!
いざ中津川林道へ
中津川林道は市道だったり村道だったり林道だったりややこしいですな!
県道への早期実現への熱い思いを感じるデカデカ看板である。
それもそのはず、ここを迂回するとなるととんでもない距離になるからだ。
トンネル化や舗装化、通年通行可にしてほしいとの声もあるそうです。
ナンバリングされたトンネル
市道大滝幹線17号線一号トンネル
奥秩父ではお馴染みの内側ゴツゴツトンネル。
この手のトンネルはアドベンチャー感が出て最高と言わざるを得ない。迫り来る天井!!
市道大滝幹線17号線大岩隧道
その次のトンネルは二号トンネルかな〜なんて思ってたら隧道でした。
ちなみに二号トンネルもこの先にありました。
2018年はそこまでは通行出来たようですが、その先三国峠までは通行止めだったようです。
大山沢線
中津川林道たのちいいいいいいい
なんて一人ではしゃいでいると謎の分岐が….
時間はまだ朝。行くしかないでしょう。
橋の入り口から察するにバイクはダメっぽいので端っこに避けて歩いてみることにしよう。
奥になんか見えるやんけ….エモい。
キタキタ。怪しげなトンネルとごちゃごちゃした感じがたまりませんねェ….
「原生の森」
めっちゃ命育んでそう。エモーショナル。
どうやらここも林道のようだ!!結構奥まであるし、滝もあるのか〜!楽しそう!林道大山沢線歩いて行くにはちょっと長いけどね!
トンネル内部。
やはり秩父トンネルと同じく内壁ゴツゴツ!
いや?!!
トゲトゲだ!!!こっちのトンネルはキメが細かいぞ!!!!
抜けた先は原生の森でした(言いたいだけ)
誰かの上着….まさか….何か埋まってそう….
道の横には川が流れてます。
何か見える….?
ガードレールの亡骸がぐちゃぐちゃになってやがる….とにかくこの林道は落石が多い。
みちのガードレールもベコベコだったりしたにおちてしまっていたりと壮絶さを物語っているのだ。
再度中津川林道へ。
元の分岐に戻ってきました。
対岸に山火事用心の横断幕。
すごい!!!バイクと比較すると大きさを感じられるのではないでしょうか。
探検感出てる〜!
中津川林道は陽の光も入りが良く明るい林道ですな。
ジメジメ薄気味悪い感じではない!
これも人気の林道の一因なんだろうな。
とても緑が豊かです!
全国的にも珍しい立体交差
中津川林道に来たらここは拝んでおかないと….
奥秩父林道との立体交差だ!!
林道の中に立体交差ってめちゃくちゃ珍しいよね。
それにこれだけ立派なコンクリート造りって….
奥秩父林道(おくちちぶりんどう)は、埼玉県秩父市大字中津川地先にある旧国有林道の旧中津川林道・秩父市市道の支線である。途中林道としては珍しく、起点付近に中津川林道との立体交差がある。
どっしりと構える堂々たる姿だ。遺跡感。
上の奥秩父線は十文字峠に向かうピストン林道のようだ。
埼玉県最高地点(1800メートル)を通る林道のようだ。
この日(平日)も数台のオフロードバイクとすれ違った。休日はもっと賑わっていると予想される。
残念ながら奥秩父林道は現在立ち入り禁止のため上からの景観を見ることは難しい。
ここから5.5キロ地点で落石のため通行止めのようだが復旧はもうされないと思われます。
それとこの先はツキノワグマもよく出るとか….
上に行ってみたいな〜
しかし中津川林道が通行解除にならなければこの景色すら見れなかったと思うと、見れるだけで有難いことです。
サヨウナラ。
緑豊かな林道である。
基本的に大きなガレもなくフラット。
走りやすい林道だと思います。
砂利や石だけでなく土の道もあるため泥はねは覚悟しよう。
まあここまで来る人はそれすら喜ぶよね!勲章みたいなもんです。
標高高く開けたところに来ると景観もよい。
ゲートをパスしつつ先に進もう。
しかし長い!最高だ!未舗装18キロは伊達じゃない。
1時間以上は余裕で走ってるぞ!!(安全運転)
三国峠
ついに到着。
いま画面越しでよく見る風景に自分が立っていると思うと感慨深いものです。
登山をしたかのような達成感に包まれる….
〜通行は自己責任です〜
日本に残された珍しく貴重な自己責任道路である。撤退する勇気も大事です。
この景観が交差橋に次いで興奮したところです!!
どこか懐かしい感じがしませんか….私はなんだか夏を感じましたよ。
脇にある小屋はトイレです。
時間制限もありますので注意です。せっかく解禁された道路です。ルールを守って楽しく走ろう。
思ったより車体は汚れませんでした。
トリッカー汚れてもかっこいいぜ….
先ほどの道を進むと景観が開けます。
ここは道幅が一気に広くなり車も停めれるように。
走ったな〜。
このように開けております。一番右の分岐は通行止めです。電波塔につながっているとか。
真ん中の道は登山道のようです。
行ってみよう。
これは果てしないやつだと直感し引き返すことに(笑)
上から撮影。ここまでくればもう一安心だ。
その後は舗装された道となります。
目に良さそうな景色が広がる。
誰ともすれ違わなかったですね。この日対向車が来ることはありませんでした。
謎の分岐
また謎の分岐が….轍もあるし、行くしかない!
干上がった川にぶつかりました。
〜完全に孤独〜
普段は水が流れているのかな?
引きで見るとこのような景色。
川上村です。これにて今回の探索はおわりです。
広がる景色のコントラスト。
次はどこに行こうかな。
よければ他の林道記事も見ていってください。
おわり